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2011年6月

2011年6月19日 (日)

雪との戦い

冬の撮影で、絶対に欠かせない物・・・「雪」

私のイメージの中で「冬の鉄道」というのは「きれいな雪景色の中を走るイメージ」というのももちろんあるのだが、どちらかというと「吹雪の中、雪を蹴散らして疾走するイメージ」の方が強い。故に後者のような写真を求めて、毎年、豪雪地帯へ撮影に出掛ける。

「吹雪」を題材にしているぐらいなので、もちろん「吹雪の日」に出撃する。

Img_0067

2011年1月中旬に北陸本線(福井県)のある山間部で撮影した一枚。

低気圧が来るというので、会社が休みだったこともあり前日に福井に入り、福井の初発でこの撮影ポイントを目指した。

前日に福井に入った時は強く雪が降っていたが、日付が変わるころに止んでしまった。携帯で撮影ポイント付近のアメダスのデータを見ても、積雪は全く増えていない。しかし天気予報は「雪」の予報。期待を胸に床に就く。

翌朝5時起床。時々雷が鳴る中、初発で撮影ポイントに乗り込むも、やはり雪は降っていない上に前日から全く積もっていない。空も明るくなって来て・・・「今日はダメか」と思っていた時だった。

突然不気味な色の雲が海の方から流れ込んで来たと思ったら、猛烈に吹雪き出した。水分を含んだ重たい雪が容赦なく吹き付ける。

願っていても、吹雪の中でじっと構えるのは、やはりどこか辛いものがある。

辛いが「よし!!来い!!もっと来い!!」・・・と心の中で叫ぶ。

吹雪きに耐えること数十分。

貨物列車が2灯の前照灯を輝かせ、顔に雪を付けて姿を現した。

「やばい。カッケ・・・・・・!!!」

午前8時前なのにこの暗さ。しかしこの暗さの中での吹雪だからこそ、冬の厳しさの伝わる一枚に仕上がっていると思っている。

この吹雪の中、貨物列車は定時通過。流石は「北国の鉄道」である。

撮影を終えて、出来に満足してプレビューを見ていると・・・

カメラの液晶部に水が入っているのを見つけてしまう。一応カメラには雪避けを付けていたのだが、あまりの猛吹雪だったので役に立たなかったようで、雪が入り込み、その雪が溶けて液晶部に入ってしまったらしい。

数日後には北海道への撮影旅行を控えていたので・・・最悪。

「カメラ潰れたら、撮影旅行に行けへんねんけどぉ~!!」また心の中で叫んだ。

急いでキャノンに持って行くと「乾かせば問題はない」との事だったので、数日にわたってドライヤーで頑張った。

結果、北海道旅行までには完治!!

あぁ・・・よかった・・・。

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