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2011年10月 5日 (水)

有終の美(2)

銚子電鉄での「701号」と「801号」の撮影。

夕刻になるにつれ、雨と風は激しさを増す一方だった。

そんな中、外川発銚子行の「701号」最終列車の通過時刻が迫っていた。

「とりあえずカッコイイのが撮りたい」と、晴れの日であれば犬吠埼の海と畑を入れて撮影できるポイントへ来てみた。

畑は収穫後だったらしく土の茶色一色。もちろん海と空も灰色一色。強まる雨。時々吹き付ける強風。寒い。超悪条件・・・。

しかし唯一良かったのが障害物が何もなかったので、サイドから流し撮りで狙えそう。

これを逃したら二度と撮ることができない、リベンジ出来ない場面での流し撮り。

ハイリスクにも程があるが、残されている道はそれしかない。

最終列車通過直前にまた雨と風が強まり、そこに居た愛好家一同、身を竦める。

そして・・・

Img_0097

雨の為、電車の屋根が光ってモノトーンの中にエッジが作られ良いアクセントとなった。

撮るのは大変だったが「雨の中の最終列車」・・・かっこいい演出じゃないか。

通常ではありえない数の乗客を乗せて、列車は銚子を目指して最後の疾走を見せた。

今日の電車があるのは、この電車があったから。

こんなにボロボロになるまで・・・60年間の活躍ご苦労さま。

そして、ありがとう。

君の最後の雄姿に乾杯!!

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